わらび収穫の季節が到来!灰の役割と販売の工夫

仕事の自給

今月に入ってから「わらび」がとれるようになりました。

毎日5時に起きて家の裏の林に生えるわらびを取りに出かけます。

ここにはとってもいいわらびが生えるんです。

昨日まで雨が降っていたので1時間で沢山採れました。

仕事先の直売所でお客さんの様子を見ながら
穂先をそろえて、わらびの長さを分けます。

重さを計って、縛ります、

長さをそろえるために余ったところは切りそろえて、
灰をつけます。


わらびを売り始めた時は長さもばらばらで、ただ束ねて重さを計って売っていましたが
お客さんや他の生産者さんに
「こうやって長さをそろえるといいよ。」
「捨てるところも少なくなるし、見栄えがいいと高く売れるんだよ」
と教えてもらい、この方法で売り場に出すようにしました。

お客さんも生産者さんにもいろいろ教えてもらって
とっても勉強になります。
本当にありがたいです。

この灰、どうしてつけるのかわからず、
ネットで調べても出てきませんでした。


ちょうどわらびを東京に送りにお店に来たおばあちゃんに聞いてみました。
(私の働いている直売所では宅急便も受け付けてます。)


私「わらびの根元に灰をつけるのは何のためなんですか?」
おばあちゃん「年寄らないためだ。」
私「鮮度を保つってことですか?」
おばあちゃん「なんも、わらびはとった先から根元から硬くなるべ。
それを防ぐためだって、おらのばあちゃんは言ってた。」

おばあちゃんのおばあちゃん!
すごい、明治くらいの生まれかしら?
ネットにも載っていない情報、知恵をこうやって教えてもらえるなんて
すごく私は恵まれているなと思いました。

袋に入れたわらびに値段を張って
売り場に並べます。

自分が勤めている直売所で自分が作ったお野菜や採ったわらびを売れるのは

とてもいいなと思います。

自分の商品を直接売り込めるのはもちろん、
お客さんに「娘がもうすぐ、修学旅行で東京に行くので、その電車賃を稼ぐために
早起きしてわらび取ってきて売ってるんです~」と話すと
「へば、買わねばねぇなぁ。(じゃあ、買わなきゃなんないね~)」と
孫におこずかいをあげる気持ちで買ってくれるので
本当にありがたいです。

と、言うことで、私は明日も早起きしてわらびを採ります!






山の恵みをいただき、都会では味わえない心豊かな生活を送らせていただいている私にも、
かつては長期にわたる「自分の方向性がわからない」ともやもや期がありました。
自分と向き合い、自分軸を見つけ、秋田へ移住し田舎暮らしを実現しました。
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Posted by Kayano