日本にいながらリスニング力を鍛える3つの方法
前回「英会話が続く3つの秘訣」を書きましたが、
(詳細はこちらからどうぞ!↓)
ブログを読んでくれた方から
英会話する前に、ネイティブの方が言っていることが、ほぼ聞き取れません!
聞き取り上手になる方法ってあるんでしょうか?
と言うご質問がありました。
わかりますよ!
会話に知っている単語が一つも出てこない時などは、かなり焦りますし、
「もう、わからん!!」と耳のシャッターが自動的におりますよね。
英語の世界にどっぷりつかる
英語耳になるには英語の環境にどっぷり浸かるのはとっても効果的です。
観光で英語圏に行った時に帰ってくる時に「ぁ、この単語知ってる」と聞き取れた経験ってありませんか?
英語環境に浸かることで耳が英語に慣れるんですね。
私は娘をオーストラリアで出産し、娘が赤ちゃんの時から日本語で話しかけていました。(今も娘に話しかける時は日本語です)
私が育児休暇が終わって、職場復帰をしてからは私と過ごす時間が減り娘の言語は英語に大きく傾きました。
その後、第2子となる息子を妊娠して臨月を迎えた時に私の父が秋田から6か月間オーストラリアに来てくれて娘の面倒を見てくれました。父のおかげで私は新生児の息子の世話に集中することが出来ました。
私の父は日本語しか話せません。
もちろん、孫(私の娘)には日本語で話しかけます。
日中、娘がテレビで英語の子供番組を見ている間、父は同じ番組を見ながら隣でずっと
「ゾウさんが来たね。何してるのかな? ぁ、バナナ食べたね。」と実況中継していたのです。
父がオーストラリア滞在した6か月間、本の読み聞かせはもちろん日本語、テレビを見ている時も、散歩の時もずっと父の日本語のシャワーを浴び続けた娘の日本語は飛躍的に伸びました。
このことから、英語にしても日本語にしても言語のシャワーを浴びる、どっぷりつかることは語学習得にはとても効果的だということがわかると思います。
時間と経済的余裕がある人は、1年間語学留学してどっぷりつかってみることをお勧めしますが、
誰もが行ける状況ではないかもしれませんよね。
出来れば日本で英語の環境にどっぷりつかりたい!
日本にいて「英語耳」になりたい!
と言う人に、私も留学前に実践したお勧めの方法3つご紹介します。
ラジオ ポッドキャストを活用する
私が英語を勉強し始めた30年前は英語に耳を慣れさせるために
ラジオ(ABCラジオ)を聞いたり、FMラジオの「NHK英会話講座」を聞いたりしていました。
当時はチャンネル数が少なく、英語のラジオは横浜在住だったので米軍のラジオでアメリカンイングリッシュだったと思います。
今は携帯で世界中のラジオ番組がきけるアプリがあったりしますよね。
携帯電話があればどこでも聴けるポッドキャストも英語のリスニング力アップにはとても効果的です。
番組にしても英語のニュース番組、英会話番組、英語聞き流し、バイリンガル(日本語と英語でパーソナリティーが話している)番組、ビジネス英語、英語教材などバラエティー豊か。
レベルも初級から上級、ネイティブレベルまで選べます。
しかも無料で楽しめますね。
ぜひ検索して、お気に入りを見つけて隙間時間、家事をしながら、通勤時間などに聞いてみてください。
テレビ、映画を活用する
ハリウッド映画が好き!洋画が好きな人にはテレビや映画がおすすめです。
ネットフリックスなどで見る時はサブタイトルを英語に変えてみると、
日本語字幕に惑わされず、字幕で単語が拾えるのでボキャブラリーも増えそうですね。
好きな映画を英語字幕付きもしくは字幕なしで繰り返し見るのもおすすめです。
ストーリーもあらかじめわかっているので、ストーリー展開を気にせずに会話だけに集中できますね。
恋愛映画ではデートなどで使えそうなフレーズも覚えられます。
そして、主人公や好きなキャラクターになったつもりで、セリフを一緒に言えるようになったらなおGoodです!
映画によってはスラングの多用や、専門用語も出てきたり、その映画の時代背景なども反映されるので、
使用時は注意が必要かもしれません。
余談ですが、私の旦那は相撲が大好きでテレビの「副音声」機能を使って英語で相撲の実況を聞いて楽しんでます。
相撲解説をする同時通訳の人は何人かいるのですが、それぞれ個性があって面白いです。
相撲の技の名前は「YORIKIRI」「SUKUINAGE」と日本語が使われています。
四股名も「TOBIZARU(飛猿)」と言いやすいものから「WAKATAKAKAGE(若隆景)」と日本語でも噛んでしまいそうなものまでちゃんと言うので、そのイントネーションがとても面白いです。
金曜ロードショーの洋画、NHKニュース、Eテレの輸入されたアニメ(スポンジボブやきかんしゃトーマスなど)ディスカバリーチャンネルのドキュメンタリーは副音声で英語で楽しめますので、聞いてみてくださいね。
洋楽でリスニング力をアップ
音楽が好きな方は洋楽を聞くのもおすすめです。
オーストラリアの語学学校で英語の教材として使われていた洋楽は
カーペンターズやビートルズが多かったきがします。
歌詞としても聞きやすいですもんね。
歌だと、英語の単語と単語が繋がって聞こえる「リエゾン」の勉強にもなりますね。
例えば、「アナと雪の女王」のテーマソング のさびでおなじみの
♪Let it go~の Letの”t”とitの”i”が繋がって聞こえ「レリゴー」と聞こえるなどもスムーズに入ってくると思います。
それに、洋楽を1曲でも歌えるようにしておくと、「カラオケ」などでも盛り上がること間違いなしです!
海外でもカラオケは人気ですからね。
まとめ
上にあげた3つの方法を活用すれば、英語に触れる機会が増えて
耳も英語に慣れてくると思います。
文法や単語の意味を理解する!と固くならずにまずはBGMがわりに
聞き流してみてはいかがでしょうか?
ある時、「ぁ!聞き取れた」ということが多くなりますよ。
英語は1度聞こえると、次も聞こえるようになるので、
ぜひ毎日英語のシャワーを浴びるようにしてみてくださいね。
秋田で楽しく自給自足を目指す生活を送っている私にも、
長期にわたる「何かやらなきゃ!」と言う焦りと、「でも、何をすればいいの?」と悩む、
もやもや期がありました。
自分と向き合い、自分軸を見つけ、秋田へ移住し田舎暮らしを実現しました。
私のメルマガ講座では「星から見た自分軸の見つけ方」をお伝えしています。
自分の本質がわかれば、他人と比べることなく自分軸で生きていくことができますよ。