不安とは戦わない
皆さんは漠然とした不安に襲われる時ってありませんか?
「このままでいいのかな?」と不安に思ったり
動き始めた時に「本当にこっちであってるのかな?」と不安になったり
何かを変えようと動き出すと、そこには抵抗が生まれます。
人によっては「揺さぶり」「好転反応」「お試し」などと表現するかもしれません。
そんな不安がやってきた時、どう対処しますか?
私の場合、我が家がまだパースにいた時
秋田移住まで2か月余りになり、それまでかなり余裕ぶっこいていましたが、
旦那の日本滞在の配偶者VISAの申請をしようと法務省のHPやら入国管理局のHPやら
いろいろ見て書類をダウンロードしていたら
それはやってきました!!
漠然とした不安!!!
と
実感が!!!
その当時、パースの家もまだ売れていませんでした。
「今更なんだけど、結構思い切った決断をしちゃったんだな。。。私達。(主に私だけど)
だ、大丈夫なんだろうか?
やっていけるのか?
気楽に考えすぎてやしないか?」
と、旦那のvisa申請書を見ながら思いました。
それまで、旦那が事あるごとに
「日本で仕事できるのか?」
「収入はどうするんだ?」
「住むとこどうする?」
としつこいくらいに聞いてきて(当たり前なんだけど)
その度に
「大丈夫、何とかなるよ~!」
とか
「楽勝楽勝!私 日本語話せるし!」
とか旦那にオージー対応してきていた私でしたが。
来た! ついに来た!!
時差でやってきた!!!
「不安」と「責任」という文字が私の両肩に重くのしかかってきたことを漠然と感じたのです。
その時に私はどうしたかというと「この「不安」やグラグラする気持ちをじっくり味わった。」のです。
あ~、私は不安なんだなぁと。
そうだよね~、不安だよね。
私の肩に我が家の運命が乗っているように感じてるんだよね。
日本の生活がうまく合わなかったらどうしよう。
馴染めなかったらどうしよう。
うんうん。それは負担で不安だね。
とできるだけ自分の気持ちに寄り添いました。
自分の心に寄り添っていると、何に不安だと感じているのかをはっきりして来ます。
そして、それはまだ現実に「起こってはいない事」だと気が付くのです。
そうすると、現実に起こっていないことを心配していることが馬鹿らしくなってきます。
私の場合「移住する覚悟はとっくにできていた」ので。
それを揺さぶりに来たのだと、気が付きました。
行くと決めたので!
決断は変わらないので!
今できる事を一個づつ、時にはマルチタスクでやって行くことに集中するようにしました。
やることをやったら、後は運に任せるしかないのです。
その後も、移住後も不安は私の心のすきを狙って訪れます。
人間ですもの、前に進むたびに不安や恐怖はやってきます。
そんな時はぜひ、逃げずに自分の心と向き合ってみてください。
「何がそんなに怖いの?」「何がそんなに不安なの?」
と声をかけてみてください。
寄り添って、話を聞いて、抱きしめて「大丈夫だよ」と言ってみてくださいね。
もんもんと悩み続けた日々の中で自分を見つめて自分軸を見つけたら、覚悟を決めるチャンスが訪れました。
その覚悟が今の秋田の山奥での自給自足を目指す生活につながりました。
私の無料メルマガ講座では「自分軸の見つけ方」をお伝えしています。
あなたの覚悟を決めるきっかけとなるヒントが隠されているかもしれません。