自由研究とは親のエゴ
子供の夏休みの宿題の最大の敵?「自由研究」がやっと終わり、子供たちは今朝元気に登校していきました。
全国の小学校の子供を持つ保護者の皆様、お疲れさまでした。
昨夜、いえ、昨日1日中、息子の自由研究の仕上げを手伝っていました。
息子とは研究をどう進めていくか、研究プランについて前に話し合っていたので、
息子は「調べたこと」を模造紙に書くだけだから2時間で終わると思っていたようです。
甘いな、甘いぞ息子。
去年も最終日に泣きながら、仕上げたではないか?
しかも、マジックで清書したのは母だぞ?
今年も全く学んでいなかったね。
私ももっとしっかり、ギリギリになる前に息子が調べた内容についてチェックしておけばよかった。
比較する気温と天気をまとめた表も事前に話し合って作っておけばよかった。
進めていくうちに後悔が・・・。
でも、時間は戻らない。
研究プラン通りに模造紙に書き込んでいくが、
ここで親のエゴが出てくる。
息子の態度にイライラして「お母さん、もう手伝わないから!」
と母爆発!
爆発が収まり冷静さを少し取り戻した時に、息子のつい横で
「それでいいの?」
「それで、みんなに伝わると思う?」
「字はきれいに書かないと、どんなに良い事書いても誰も読んでくれないよ。」
「それで、何がわかったの?」
ときつく当たってしまう。
涙する息子の横で
『もっと研究方法を話し合っておけばよかった。』
『息子はぱっと終わればそれでいいと思ってるんだよな。』
『後で困るのは息子だけど、そういう経験もさせなきゃいけないのはわかってるけど』
『息子のやっつけ仕事感ありありな態度がイライラする。』
『私ならこうするのに、どうして息子はできないんだろう?』
と、もんもんと考え、時間が過ぎていく。
ここで出てきたのは
『息子のためを思って手伝っているのに何で泣くの?』
息子のため?
それ、私のためだよね。
息子は自由研究で評価されなくても、終わって、期日までに提出できればそれでいいと思っているんだもんね。
評してほしい、がんばったと認めてほしい、すごい研究だね!と称賛されたい
と思っているのは私でした。
でも、このエゴを昨日はどうしても手放せずに、息子をけしかけ、ヨイショし、なんとか仕上げた自由研究。
この自由研究も今年で最後(中学からは任意です)。
夜中まで頑張った自分も息子もお疲れさまでした。
来年は自由研究あっても、本当に手伝わないよ!
私は親のエゴの手放しにチャレンジします!