初めての天体観察
お盆を過ぎると例年であれば暑さも幾分和らぎ、朝夕は涼しくなるはずなのに。
秋田では連日35度以上の猛暑日が続き、熱中症アラートで学校のプールも中止です。
日が落ちてもむっとした熱気が収まらず、エアコンはおかげでつけっぱなし。
そんな中、近所のお友達が「天体観測に行こうよ」と誘ってくれました。
場所は青森県の深浦という港町。
私の住んでいる阿仁(あに)からは車で2時間かかります。
友達の車に私が2年前に買って、まだ使ったことがなかった屈折望遠鏡を積み込んで、
阿仁を出たのは夜10時45分ごろ、到着したのは夜中の1時でした。
観測ポイントの近くにあるコンビニに車を止めてそこから、天体望遠鏡を担いで100mほど歩くと海辺の舗装された岩場があり、そこから、家の明かりに背を向けて空を見上げます。
海辺でしたが風も穏やかで磯の香りがむぁっとした熱気にのって運ばれてきます。
時折、流れ星も見ることが出来ました。
この写真の右側 中央にわちゃわちゃっと見えるのが
プレアデス星団で日本では「すばる」という呼び名で親しまれています。
友達に教えてもらって、初めてアイフォンで星空を撮影してみました。
岩とのコントラストがきれいですよね。
友達曰く、前に来た時のほうがもっとはっきり星が見えたということでしたが、
流れ星も見れたし、天体望遠鏡の操作の復讐もできたし、星空の撮影もできたので、大満足でした。
2時間たっぷりと天体観測を楽しんで、阿仁に帰りました。
帰りには夜もあけてきて、明けの明星(金星)が車の中から見えました。
「今度は山で天体観測しようね!」と言って友達と別れました。
子供たちにも天体望遠鏡で星を見せてあげたいな。