今までの経験が私を作っている
私がよく思うこと。
「今までの経験が私を作っている」という事。
いい事も悪い事も辛かった経験もそれを乗り越えた経験があるから今があるんだなって思う。
人生も中盤になってくると、
ぁ、なるほど！そういう事だったのね！ と腑に落ちることが多くなるんだ。
20年前に私はまだ２０代半ばで、ワーホリで初めてパースに行って1年間暮らした時
見るもの聞くもの体験するもの全てがカルチャーショックだった。
国が違うから当然なんだけど、
日本で当たり前に手に入るものが手に入らない！
その当時は
薄切り肉だったり、（しゃぶしゃぶ用までは薄くないけど生姜焼き用くらいまでは薄くなった気がする）
QPマヨネーズだったり、（パースの普通のスーパーで買えるようになりました。）
ラーメンだったり🍜（ひそかにラーメンブームで家系ラーメンも食べられるようになりました。1杯1500円くらいしますが）
もちろん アジアンショップに行けば手に入るけど
値段が高くて、貧乏ワーホリメーカーだった私には
手に届く代物ではなかった。
そこで身につけたのは「(売って)ないものは作るしかない」精神
牛肉ブロックを買って凍らせて自分でスライスしたり
スーパーで手に入る「ホールエッグマヨネーズ」が日本のマヨネーズの味に近いという事を知ったり
スパゲッティを重曹を入れたお湯で茹でるとラーメンみたいになる事を知ったり
初めて豆腐を作ったのもパースだった。
この時の経験から、
やって 出来ないことはない と学んだ
ものは無くても何とかなる事を学んだ
そして 本当に必要なものってそんなにないんじゃないか？
と思うようになった。
家族でパースから秋田移住を決めて、
秋田移住の為に物を捨てる事（引っ越し）で身軽になる事を経験した。
田舎暮らしは便利じゃないかも知れないけど、それ以上の豊かさを感じている。
私が欲しかった生活は「便利な生活」じゃなかったと いう事が分かった。
私の求める豊かな生活がここにある。
有り余る自然の恵み、昔からここで暮らしてきた人々の知恵と文化
きれいな水ときれいな空気ときれいな景色。
四季を感じる生活、ゆっくりと流れる時間。
これらを味わえることに感謝。
もんもんと悩み続けた日々の中で今までの人生を振り返り、すべての経験が今につながっている、自分の軸になっているということに気がついたら、今の秋田の山奥での自給自足を目指す生活につながりました。
私のメルマガ講座では「星から見た自分軸の見つけ方」をお伝えしています。