お子様の星読み
先日以前セッションを受けたクライアントさんからお子様の星読みをしてほしいという依頼がありました。
お子さんは中学生で星を見に興味があると言うことで、お二人を前にセッションを行いました。
星読みでお子さんを見るときは、年齢にもよりますが主に月や水星、そして金星を中心に見ていきます。
天体にはそれぞれに発達領域と言うものがあり、月は生まれた時から7歳まで、水星は7歳から15歳まで、金星は15歳から25歳までの発達領域をつかさどります。
ですから、もしお子様の年齢が10歳であったとすれば水星の領域で生きているということになります。
生まれた時のチャートの水星が度の星座になるかによって、その子のキャラクターや行動パターンが大体わかるということになります。
だいたい未成年だと人生まだまだ始まったばかり、成人以降の経験や人間関係なども大きく変わるものです。
ですから、これが全てだというわけではないし、これからの人生は誰にもわからないし、自分で作り上げていくものだとお話ししてます。
今回見たクライアントさんのお子様は14歳でちょうど水星の終わりの時期に差し掛かっていて15歳からは金星の領域で生きていくことになります。
お子様の水星は蟹座、そして金星はふたご座でした。
この2つの星座を比べると、蟹座は感受性豊かでデリケート、人情や共感を大切にします。
時には思い込みが激しくなったり、一度「無理」と思った人にはなかなか心を開けなかったり、人情深さがあるゆえに何とかしてあげたい気持ちが押しつけとなりやすくなったり、家族や親しい友人のことは何でも知っておかないと気が済まなくなったりと、人との距離が近くないと不安になったりします。
ざっくり言えばちょっとウェットな感じ。
これから訪れる金星は「ふたご座」にあり、ふたご座はフットワークが軽くいろんな知識を求めて外に出て行く感じがしました。
今までは仲間意識が強く、狭く深い交友関係が心地よかったけど、来年からは広く浅くの交友関係が心地よく感じるかもしれませんね。
こんな風に年齢(発達領域)に応じて、好みや行動パターン、キャラクターがガラッと変わる人も少なくありません。
そして、年齢が小さければ小さいほど星の影響が顕著に表れます。
自分の小さかった時を振り返って「小学校上がるまでは人見知りがひどかったけど、小学校上がったらぐいぐい前に出るのも平気になった」など思い当たることはありませんか?
ご自分のチャートと照らし合わせると、腑に落ちるかもしれません。
お空の天体と照らし合わせて、このお子様の運気は今年の年末から活発な方向へガラッと転換するのが見て取れたので、そのこともお伝えしたらとても喜んでいました。
セッション前と後でのお子様の表情が全然違かったことがとても印象的でした。
学生だと学校や勉強、交友関係と大変なこともあるかもしれませんが、あなたはそのままでいいんですよ。
自分の心に素直に成長していってほしいなと思いました。